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井之頭病院 看護部
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令和4年度 東京都精神科医療地域連携事業(北多摩南部保健医療圏域)住民向け講演会

11月12日(土)午後3時より、「正しく知ろう、ネット依存とゲーム依存について」をテーマに、独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター名誉院長の樋口進先生を講師にお迎えし、住民向け講演会を開催しました。
会場へのご来場が21人、オンラインでは168拠点からのご参加がありました。
一般市民や学校関係の方を始め多数ご参加いただき、テーマへの関心の高さと実生活における影響の大きさが伺えました。
樋口先生は、診察されてきたご経験から、具体的な例をたくさん挙げてお話しして下さいました。
また、後半の質疑応答にも丁寧に答えて下さいました。


アンケートの集計結果を以下に掲載します。


■ アンケート集計結果

アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

アンケート回収:95人


1.住所地


武蔵野市 20
三鷹市 26
府中市 10
調布市 14
小金井市 10
狛江市
その他
95

2.所属

      
一般市民 49
医療関係 22
福祉関係 10
役所関係
その他
95

3.年代

      
20代
30代 10
40代 41
50代 23
60代 13
70代
80代以上
95

4.今回の講演会を知った経路

      
ちらし 46
市報 21
当院ホームページ
当院外壁掲示板 13
その他 11
95

5.今回の講演会の満足度

      
満足 70
やや満足 21
どちらともいえない
やや不満足
不満足
(空白)
95

6.もし、あなたご自身や身近な人が精神疾患にかかった場合、相談できる人や場所はありますか?

      
ある 65
ない 30
95

7.もし、あなたご自身や身近な人が精神疾患にかかった場合、相談したり受診したりできますか?

      
できる(できると思う) 82
抵抗がある 13
95

8. 今回の講演会のご感想をお聞かせください〔抜粋〕


・ 家庭でできることなどもたくさんお話ししてくださり、とても勉強になりました。具体例などもお聞きできてよかったです。またこういう機会がありましたら、是非受講したいと思いました。大切な機会をありがとうございました。

・ 夏頃から子供のゲームネット依存に悩んでいたので、話が聞けてよかったです。

・ 樋口先生ご講演いただきましてありがとうございました。本人もこのままではいけないことを自覚してる場合がほとんどであることを初めて知りました。周囲の人が本人に改善したい気持ちがあると信じて接していくことが大切だと学びました。

・ 貴重なお話をありがとうございます。低年齢の依存もかなり多くて驚きました

・ オンラインからではありますが、樋口先生のお話が聞くことができてとてもよかったです。本当にわかりやすくてたくさんメモをさせていただいたところです。少しでも1歩ずつねばりづよく丁寧に対応していくしかないのだと思いました。

・ ゲーム依存についての理解が深まりました。断つのではなく減らすことを目指すということを知りました。ありがとうございました。

・ とても具体的に原因や予防策、治療法が聞けてとても勉強になりました。また親が出来ることもよくわかりました。これから実践につなげられるようなお話が聞けて本当に良かったです。

・ 今後は親子コミュニケーションを密に子どもの言い分も冷静に聞いてあげる、そして一緒に依存から抜け出せるよう、今日のアドバイスを参考に努めていきたいと思います。

・ 医療関係者として具体的にアドバイスできるご説明で大変参考になりました。ありがとうございました。

・ 本人に状況を改善しようとする気持ちがあること、保護者が説得するときは短い言葉で具体的に減ゲームへ目指すことについて納得致しました。質疑応答も非常に参考になりました。井之頭病院でもゲーム外来を設けて頂けると嬉しいです。ためになる講義をどうもありがとうございました。

・ 今まで実施してきた対策や予防法以外にも方法があることを知れたので、実践してみたいと思います。本日はありがとうございました。

・ とてもわかりやすかったです。関わる子ども達がもしゲーム依存症を抱えていても、今日のアドバイスや知識をもとに対応していこうと思えました。

・ わかりやすく講義していただきありがとうございました。学校では「スマホのルール作りをしてください」と言われますが、その理由ややり方がわかりました。子供がルールを守れているのか管理するのも大変なのですが、やるべきなんだろうなと思いました。質疑応答で具体的な話が聞けて良かったです。

・ 大変分かりやすい講演でした。細かいルール設定は無意味なこと等、大変参考になりました。

・ 講演ありがとうございました。学校の中で、予防をしていく大切さを痛感致しました。

・ 本日はありがとうございました。わかりやすく説明いただき参考になりました。ルール作りの大切さはよくわかりますが、年齢が上がるにつれとても難しいなと感じています。最終的には自己管理できる力をつけてほしいので、そのような内容もぜひ伺いたいです。このような機会がまたあると嬉しいです。本日はありがとうございました。

・ 支援の方法について具体的なヒントをたくさんもらいました。現場で実践できそうです。大変ありがとうございました。

・ 取り上げるのではなく他のことに置き換えるのが解決方法ということにヒントを得ました。

・ 沢山の経験上の話が聞けてよかったです。近いところを探しても予約が取れないなど、非常に苦労し、孤独感も感じました。もっと生活に身近な範囲に、専門家にいてほしいと切に思います 。

・ 学校の教員も多忙でこのような情報を知る事がないまま、一人一台端末を使うこととなり、対応にも苦心していると思います。国がもっと理解してから一人一台端末を配布することも必要だと思いました。

・ ネット依存というと、若者のイメージが強かったが、高齢の方も受診、入院していることについておどろいた。

・ 学校でもタブレットが支給され、以前よりインターネットに慣れ親しむ時代になり、子供のゲームやインターネットの依存の不安がありましたが、今回の講演を聞いて、対応策を知れたので良かったです。

・ 子どものインターネットを取り巻く環境が自分の子どものときとは違うこと、変化を知ることができて勉強になりました。小さい子ども(乳幼児)のインターネットを使うにあたって気を付けることなどを知る機会があれば嬉しいです。

・ 常々ゲームやインターネットとの付き合い方は必須の課題になってきていると感じています。すぐに解決できる問題ではありませんが専門の先生のお話を伺えるのははとてもありがたく、少し霧が晴れたような感じです。また引き続き、草の根的なものにはなりますが、頑張っていきたいと思えました。ありがとうございました。

・ 未成年のネット依存を治療しようとすると、子供に対して「あるべき姿」を強要する欺瞞を感じざるを得ないです。対等では無い関係性にどうしても不安を感じてしまいます。

・ 非常にわかりやすい話で参考になりました。ネットやゲームは今や生活に入り込んだ物になっていてそれだからこそ付き合い方が難しく依存になった対応が難しいと思いました。具体的な事例のお話を聞ける時間がもう少しあると良かったと思います。本日はありがとうございました。

・ 一般の人にわかりやすい言葉で事例をご紹介下さり、そこに、とても専門が御深いことを感じました。また、過食症を例にされ、家族が柔軟性を持つことの大切さを感じました。

・ ゲーム依存と思われるケースは年々増えています。しかも年齢層が低年齢化しているように見えます。医療機関の数とともに、小中学校の子供たちを対象とした医療相談の場所も増えてほしいと感じています。

・ 改善のためには本人の意思、意向が第一という事、本人は本当はどこかで自分を心配もしているということ、参考になりました。ゲームやネットは先々も子どもたちと切り離せないものですので、親としては心配な面は伝えつつ、ネットゲームとの付き合い方を子どもと一緒に話し合って決めていきたいと思いました。本日はありがとうございました。

・ 依存する前の対応が重要であることを改めて認識いたしました。これからの世代は、ネットは空気と水であることを踏まえていくことが必要であると強く感じました。ありがとうございました。

・ 自宅で視聴できてありがたかったです。