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井之頭病院 看護部
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看護部理念

入院医療について

① 入院時にご準備いただくもの


●診察券(お持ちの方のみ)
●保険証またはマイナンバーカード、限度額適用認定証(お持ちの方のみ)

保険証はすみやかにご提示ください。ご提示が遅れますと、保険が適用されないことがありますので、十分ご注意ください。 月1回、健康保険証・前期高齢者受給者証・後期高齢者受給者証等の確認をさせていただいておりますので、会計窓口にてご提示をお願いします。





●他の医療機関からの診察情報提供書、退院証明書等(お持ちの方のみ)
●入院保証金9万円(生活保護受給者を除く)


入院の際に入院保証金9万円(保険診察でなく私費の方は20万円)を現金にてお預かりします。 入院保証金は退院時に入院費と相殺させていただきますので、入院保証金預り証は退院日まで保管してください。






●入院医療費等のお支払いに関する保証人、およびご家族等の連絡先(当院所定の用紙にご記載いただきます)

●医師が入院中に必要なお薬を判断するため、
現在使用中のお薬はすべてお持ちください。

お薬の状態は薬剤師が確認し、安全のため廃棄させていただく場合があります。

●洗面用具:洗面器、石鹸類(ボディシャンプー等)、シャンプー、浴用タオル、歯磨き粉、歯ブラシ、電気カミソリまたはT字型カミソリ等

●衣類等:下着、普段着、靴下、寝巻(パジャマ)※、バスタオル、ハンドタオル
*それぞれ3~5組ご用意ください。洗濯を業者に委託する方は多めにご用意ください。
※寝巻(病衣)はリース契約ができます(税込1日70円)。

●日用品:プラスチック製のコップ、ティッシュペーパー、洗濯用洗剤等

●院内用履物:運動靴やリハビリシューズ等の滑りにくいもの。スリッパは、脱げやすく滑りやすいので避けてください。
*お手数ですが、衣類およびその他の私物にはお名前の記載をお願いします。

●マスクの準備をお願いします。
*マスクは、院内売店と外来の自動販売機で購入できます。
*入院中はマスクの着用をお願いします。
*患者様同士で会話されるときも、1m以上の間隔を取るようにしてください。

持ち込みを禁止しているもの

●刃物類(ナイフ、カッターナイフ、I字型カミソリなど)、ガラス製や陶製の割れるもの、ロープ類、その他危険物と見なされるもの。
●酒類、生もの、キムチなど臭いの強い食品、口臭消し、その他病棟で持ち込み不可と判断させていただいたもの。

病棟でお預かりする物品

●ハサミ、爪切り、T字カミソリ、ライター、マッチ、タバコ類、漂白剤、その他病棟で判断させていただいたもの。
●病状等に応じて、薬、お菓子、紐・コード類等は、お預かりする場合があります。

紙おむつ等の持ち込みについて

●紙おむつ(紙パンツ、紙パッドを含む)は、当院所定のもの(有料)をご使用いただきますので、持ち込みはできません。

貴重品等の持ち込みについて 

●盗難の防止のため、多額の現金や高価な物はお持ちにならないでください。病室に鍵付の収納がありますが、紛失等の責任は当院では負いかねます。
●義歯、補聴器をご使用の方は、入院時に病棟看護師にお知らせください。

② 希望者に有料でご利用いただけるサービス


●病衣のリース(税込1日70円)
●委託業者による私物洗濯代行(税込で月額最大6,112円)※1
●委託業者によるおしぼり・エプロンセットのリース(税込1日61円~204円)※2
●委託業者による病棟への出張理髪
●日用品購入等に関わる預り金管理(1日100円)
※1・2ご利用の場合は、「日用品購入等に関わる預り金管理」の契約をしていただきます。

日用品購入等に関わる預り金管理 

●患者様の日用品購入等のためのお金を、会計窓口にてお預かりします。患者様は、必要に応じてお金を受け取ることができます。また、院内売店で伝票を用いて物品を購入することができます。 月初めに、患者様に前月の出納台帳をお渡しします。
●日用品の購入の代行が必要な方には、伝票に署名をいただき、病棟スタッフが代行で院内売店にて購入することもできます。
●預り金の出金や売店での伝票を用いた物品購入は、残高の範囲内となります。
*委託業者による私物洗濯代行、おしぼり・エプロンセットのリースを利用される方は、料金を預り金から徴収させていただきますので、日用品購入等のためのお金にこれらの料金を加えてお預けください。

③ 院内売店のご利用について


●コンビニエンスストア「デイリーヤマザキ」が、2号館1階にあります。
●営業時間:平日8:30~18:30、土日祝8:30~15:00
●日用品、飲食物、衣類等を取り扱っています。
●預り金管理制度を利用して買い物をすることもできます。その場合は、ご購入の翌営業日(土日祝日を除く)に預り金より精算させていただきます。

④ 病室の設備


●キャビネット(1、2号館)、床頭台とロッカー(3号館)
*施錠できる引き出しや収納があります。鍵は患者様の管理となります。鍵の紛失や破損にかかる費用は、患者様の負担とさせていただきます。

●ナースコール
*テレビの設置、レンタルは行っておりません。Wi-Fiは設置していません。

特別療養環境室(差額ベッド)下記に追加の設備と使用料 

室名 設備 病棟 金額(税込1日)
個室 A 椅子・テーブル・トイレ・シャワー 1号館
8階
6,380円
個室 B 椅子・テーブル・トイレ 2号館
3~6階
5,060円
個室 C 椅子・テーブル・トイレ 1号館
2~8階
4,400円
個室 D 椅子・テーブル・トイレ 3号館2階 4,070円
個室 E 椅子・テーブル 2号館
3~6階
2,750円
2床室 椅子・テーブル 1号館
2~8階
1,760円
4床室 椅子・テーブル 1号館
2~8階
2号館
3~4階
550円

*特別療養環境室使用料に保険は適用されませんので、全額患者様の負担となります。

⑤ 病棟生活について


病棟生活の概要

●点灯 6:00、消灯 21:00(3-2病棟は22:00)
●朝食 7:30、昼食 12:00、夕食 18:00
●シャワー(病棟により利用できる曜日と時間の設定があります)
●リネン交換(週1回)、病衣交換(契約者のみ:週2回、夏期は週3回)
●洗濯は、病棟に設置されているコインランドリー(1回200円)、乾燥機(1回40分100円)をご利用いただけます。日中に洗濯物干し場の利用ができます。
*委託業者による有料の洗濯代行のご利用や、ご家族が持ち帰り洗濯して届けていただくことも可能です。
●病棟内には、食堂を兼ねたホール、共用テレビ、面会室、公衆電話を設置しています。
*病棟(病室を含む)の備品を破損した場合、弁償していただく場合があります。

面会・外出等について 

●面会時間 10:00~19:00(平日、土日祝日共通)※1
●外出、外泊については、主治医が精神保健福祉法に則って患者様の行動範囲を判断します。ご家族等の同伴が必要となることもあります。※2
*3-2病棟以外の病棟は「閉鎖病棟」です。閉鎖病棟は、病棟の出入口のドアが常時施錠されており、病棟から外出する際はスタッフが開錠します。

※1・2現在、新型コロナウイルス感染症をはじめ院内感染防止のため、以下の条件を設けさせていただいております。ご不便をおかけしますが、ご了承のほどよろしくお願いします。

●面会時間 10:00~16:00
●面会条件 面会人数は2名まで(ご家族のみ)、面会回数は週1回程度
面会中の飲食は禁止、病院敷地内および面会中のマスク着用
面会前の検温実施
*病棟により面会時間や要件が異なる場合があるため、あらかじめご確認の上お越しください。
※以下の方は面会をご遠慮いただいております。
 ・発熱している方(微熱者も含む)、咽頭痛、咳、下痢などの感染兆候がある
 ・1週間以内に身近に新型コロナウイルス感染症などに罹患した方がいる

また、面会者が面会後7日以内に新型コロナウイルス感染症などに感染された場合は、病棟までご連絡をお願いします。

通信(電話、手紙等)について

●各病棟には公衆電話を設置しています。
●病棟内で携帯電話を使用される場合は、場所を限らせていただいています。他の方のご迷惑にならないようご使用ください。
●ご家族等が患者様とお電話でお話ししたいときは、当院の代表番号を通じて病棟にご連絡いただければ、患者様からご家族等にお電話するよう伝言いたします(お電話を代わることはできません)。
●患者様から手紙等の郵便物を発送したいときは、1号館入口に設置した院内ポストに投函していただけば(外出ができない患者様には、病棟スタッフが代行します)、平日は毎日回収して院外のポストに投函します。
●患者様宛に封書や荷物が届いた際に、異物が同封されていると判断される場合、病院の職員と一緒に患者様に開封してもらい、その異物は病院で預かることがあります。
●通信販売のお届け先を入院中の患者様宛とするのはご遠慮いただいております。ただし、必要な場合は病棟スタッフにご相談ください。

事故等の防止

●転倒、ベッドや椅子からの転落を最小限にするための取り組みを行っています。
*患者様の身体のサイズや機能に合い、つまずいたり引っかかったりしにくい衣類、リハビリシューズ等をご用意ください。
*患者様の状態に応じて、見守りのしやすい病室や、ベッド柵、離床センサーの使用、移動方法(杖・歩行器・車椅子)等を検討します。
●食べ物や飲物の誤嚥を予防する取り組みを行っています。
*患者様の身体合併症や嚥下機能(飲み込み)の状態に応じて、食事形態の変更や、飲食物(ご家族等からの差し入れも含む)の制限をさせていただく場合があります。
●タバコやライター、酒類、危険物等の持ち込みを防ぐため、患者様の同意の上、お荷物の確認をさせていただくことがありますので、ご協力ください。

⑥ ご理解、ご協力いただきたいこと


敷地内禁煙、禁酒

●当院敷地内は禁煙です(特定屋外喫煙場所を除く)。
*タバコ類(電子タバコ、水タバコ、無煙タバコ等を含む)やライター・マッチをお持ちの場合は、ナースステーションにお預けいただきます。
*院内では、オイル・ガス補充式のライターは使用できません。
*病院周辺の喫煙場所以外での喫煙も、近隣住民のご迷惑になるのでご遠慮ください。
●当院敷地内での飲酒や、酒類の持ち込みは固くお断りします。

撮影・録音・録画等の禁止

●患者様のプライバシー保護のため、当院敷地内における撮影、録画、無断録音行為、およびこれらのSNSへの投稿を禁止しています。 これらを必要とする事情がある場合は、病棟スタッフにご相談ください。

迷惑行為等の禁止
●入院の目的から外れた問題行動や迷惑行為、他の患者様やスタッフに対する暴力や暴言などがあった場合は、退院していただくことがあります。

保険証や連絡先が変わったとき

●保険証が変わったときは、すみやかに新しい保険証を2号館1階の「3番 会計」窓口にご提示ください。ご提示が遅れると保険が適用されないことがありますので、十分にご注意ください。
●患者様、ご家族等のご住所、お電話番号が変わったときも、すみやかに2号館1階の「3番 会計」窓口または医事課会計(0422-44-5521)にご連絡ください。
*ご提示およびご連絡は、平日 9:00~17:00にお願いいたします。

その他

●当院は、医学部の卒後臨床研修病院および医療専門職の研修病院に指定されています。 研修医および医療専門職の学生等が実習等に入らせていただく場合がありますが、ご理解、ご協力のほどお願いいたします。
●職員への謝礼は受け付けておりません。お気遣いはないようお願いいたします。

⑦ 診察等について


●治療の概要
入院診察計画書に基づき、主治医、担当看護師をはじめ多職種で連携して、個々の患者様に応じた医療を提供します。向精神薬(精神安定剤・睡眠導入剤など)による薬物療法、精神療法、精神科作業療法(OT:Occupational Therapy)や 社会生活技能訓練(SST:Social Skills Training)等のリハビリテーション、薬剤師による服薬指導等を行います。アルコール依存症治療病棟では、アルコール依存症リハビリテーションプログラム(ARP)を行います。また、身体状況を 把握するために、レントゲン一般撮影、CT撮影、心電図、血液生化学検査、一般検査等を行います。

●患者様と共同での治療
患者様自身にも積極的に治療に参加していただくことが、治療には効果的です。 症状や治療薬の作用・副作用、心配な事柄等について、医師と十分に話しましょう。 また、患者様の希望に基づき、退院後の生活環境を整えるために、地域の支援関係者に参加いただく合同カンファレンスを行うこともできます。

●身体疾患等の治療のための、他の医療機関受診・転院
当院で治療が困難な身体疾患等を併発したときは、他の医療機関を受診または転院していただく場合があります。その際はご家族等の同伴をお願いします。

●退院後のデイケアや就労支援事業所等の利用、訪問看護等の訪問サービス、グループホーム等の居住施設の利用について、ご相談をお受けします。
●ご家族向けの心理教育プログラムやグループミーティングを行っています。
●歯科診察をご希望の方は、主治医の指示で院内歯科の受診が可能です(歯科診察の自己負担は受診ごとのお支払いとなります)。

⑧ 病床管理に伴う病室、病棟の移動について


●患者様の受け入れに伴う病床管理上、病室や病棟の移動をお願いすることがあります(特別療養環境室をご利用の方も含まれます)。ぜひご協力をお願いいたします。


⑨ 診断書等の各種書類のお申込


●診断書や入院証明書等、各種書類発行の受付窓口は、2号館1階の「3番 会計」です。
●受付の際に料金をお支払いいただきます。受け取りにあたり郵送をご希望の方は、送料をご負担いただきます(レターパックでのお届けとなります)

⑩ 入院費について


入院費用のご請求とお支払いについて

保険診察に係る自己負担額、特別療養環境室(差額ベッド)利用料、おむつ代、その他の入院費については、月末に締め、翌月初めに請求書を発行します。 請求書をご家族等にお送りする場合は、翌月9~10日頃に発送します。会計窓口またはお振込にてお支払いください。請求金額のお問い合せは、お電話でもお受けします。
お支払いは、ご請求月の25日までにお願いします。
お支払いに不安がある場合は、お早めにご相談ください。
また、退院の際は、退院日分までの全額精算となります。

●会計窓口:
平日 9:00~17:00
2号館1階「3番 会計」の窓口

●医事課(会計)お問い合わせ先:
平日9:00~17:00
0422-44-5521

●振込先口座については、医事課でご案内しますのでお問い合わせください。
●電子マネーには対応していません。
●院内にATM(現金自動預け払い機)の設置はありません。
●病院が発行する領収書は、高額療養費支給申請、または所得税医療費控除申請等の際必要となりますので、各自で保管してください(領収書の再発行には手数料がかかります)。
●入院費のお支払いに限り(入院保証金は対象外)、クレジットカード(VISA、JCB、Mastercard)の利用が可能です。

限度額適用(標準負担額減額)認定証制度

●保険診察では、自己負担限度額だけを当院からご請求する「限度額(標準負担額)適用認定証制度」が、申請により利用できます。自己負担限度額は、患者様の所得区分によって異なります。 認定証を会計窓口にご提示いただいた月から適用いたします。

⑪ 退院の手続き


●退院当日は、9時以降に2号館1階の「3番 会計」窓口にお越しください。 精算が終わりましたら、病棟にて看護師に退院時精算書をご提示下さい。 確認後、預かり品、退院療養計画書、診察情報提供書(必要な場合)、退院時処方等をお渡しし、キャビネットキーなどをお返しいただいて、手続き終了となります。
●原則として、平日の午前中の退院をお願いします。
退院が土・日・祝日の場合、会計窓口が開いておりませんので、退院日前の平日に必ず医事課(会 計)にご相談ください。

⑫ 駐車場のご利用について


●患者様の入院時と退院時に駐車場をご利用の際は、駐車料金は6時間まで免除となります。駐車券を2号館1階「1番 総合案内」窓口にお出しいただければ、免除手続きをします。 入院日、退院日以外でご利用の際は、30分ごとに200円がかかります。

⑬ 各種相談窓口


患者相談窓口 当院のサービスや職員の対応などへのご意見、ご希望等について

●入院中にお困りのことやわからないこと、ご意見、ご提案、虐待相談等、何かお気づきの点がございましたら、遠慮なく窓口にお申し出ください。
●相談窓口:総務課 ◎ご来院の場合は、2号館1階「1番 総合案内」の窓口
●受付時間:平日9:00~17:00
※医療サービス向上に役立てるため、外来待合室、各病棟に「投書箱」を設置しています。

個人情報保護相談窓口 個人情報の保護、確認、訂正、開示等について

●当院は、個人の権利・利益を保護するために、個人情報を適切に管理することを社会的責務と考えます。また、患者さんへの説明と納得に基づく診察および個人情報の保護に積極的に取り組んでおります。詳しくは外来掲示板や病棟に掲示されている「個人情報保護方針」および「診察情報の提供および個人情報保護に関するお知らせ」をご確認ください。
●相談窓口:総務課 ◎ご来院の場合は、2号館1階「1番 総合案内」の窓口
●受付時間:平日9:00~17:00

医療福祉相談窓口 保健福祉サービス・制度の利用、生活環境の調整について

●退院後の日中の活動や各種施設の利用、自立支援医療、障害者手帳、障害年金、生活保護といった制度の利用、ご家族との関係など、生活環境に関わる相談をお受けします。
●相談窓口:各病棟の担当ソーシャルワーカー(精神保健福祉士)
◎ご来院の場合は、2号館1階「4番 相談受付」の窓口
(ご来院前に電話予約していただくのが確実です)
●受付時間:平日9:00~17:00

入院や待遇に関する院外の公的な相談窓口

●入院中の苦情に関すること
東京都保健医療局 医療政策部 医療安全課(患者の声相談窓口)
〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1
電話:03-5320-4435(ダイヤルイン)

●退院請求及び処遇改善に関すること
東京都立中部総合精神保健福祉センター事務室(精神医療審査会)
電話:03-3302-7891(ダイヤルイン)

●人権を擁護するところ
東京都法務局府中支局
〒183-0052 東京都府中市新町2-44
電話:042-335-4753
全国共通人権相談ダイヤル:0570-003-110

●虐待通報窓口
東京都福祉局 障害者施策推進部 精神保健医療課 虐待通報窓口
〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1
電話:03-5320-4463
メール:seishin-tuho@section.metro.tokyo.jp